2018年9月19日水曜日

2018 秋の子供お楽しみ会のお知らせ

 子供お楽しみ会のお知らせです。
 今回は食欲の秋と言うことで、子供たちの大好きな『コロッケ』をつくります。
 色々な味や形のコロッケを一緒に作って、食べましょう。
 星形、ハート形、人型? 味は野菜コロッケ、コーンコロッケ、カレーコロッケ?
 それは来てのお楽しみ。
 おいしいコロッケを一緒に作りましょう。

 9月22日、午後2時からやってます。



神様に喜ばれること

今回も聖書の分かち合いをしていきます。

「ここに大麦のパン5つと、魚2匹を持っている少年がいます。」
これは聖書にある、ヨハネの福音書6章に出てくる一節の言葉ですが、今日はここに出てくる少年に関して分かち合っていきます。

ある日のことですが、人里離れたところで休んでおられるイエス様のところへ、たくさん群衆が集まって来ていました。それは男の人だけでも5千人であったとあります。夕方になり、イエス様は弟子たちに向かって「どこからパンを買ってきて、この人達に食べさせようか」と言われました。しかし、当然5千人のお腹を満たせるほどのパンの代金なんて誰も持ってはいません。これは本当に買ってくることを願ってのことではなくて、イエス様がこれから行われる奇跡のためでした。弟子たちは誰しもが現実を見て、無理だと思ったことでしょう。そんな中、一人の弟子アンデレが、一人の少年がパン5つと魚2匹を持っていたと告げます。それが冒頭の言葉です。


ちょっと想像してみますと、何千人もいるなかで、この少年だけが賢く夕ご飯も準備していたのかとは考えにくいものです。そうすると、食事を探していた弟子達をしり目に、大人たちの中には自分や家族の食べる分だけで精一杯だ、自分たちがちょっとおすそ分けをしたところで何にもならないだろうと考え、隠していた人もいたかもしれません。でもその中で、一人の少年はパンと魚を差し出します。
当然この少年も、自分の出した分でみんなが満腹になるなどとは考えてはいないでしょう。でも、この少年がどうしてパンと魚を差し出したかを考えていくと、「少しでもイエス様お役に立てれば」と考え、自分にできる精一杯のことをしたのではないでしょうか。

ここで私がふと思ったのは、「私にはこれだけしかないから、何もできない」と思うのではなく、「私は今、自分のできることをしよう」とする心を神様が喜んでくださるということでした。

人はつい他の人と自分とを比べてしまったり、 自分は大した力はないと嘆いてしまったりすることもあります。でも聖書を見れば、神様はそんな目で人を見たり、分け隔てたりすることはしていないと分かります。

神様にどんなことをしたら喜ばれるでしょうか。それは神様のために行うことは何でも喜ばれます。そして、「私は今、自分のできることをしよう」とする人を待っておられます。神様はその様な人を用いて、神様の素晴らしい働きが行われていく事でしょう。