2016年2月23日火曜日

あなたの青春っていつですか?

以前、メッセージの中でこんな話をしたことがあります。


仮に、青春とは、人生の中で一番輝いていた時期とします。

すると、みなさんにとっての青春とはいつでしたか?
ほとんどの方が、若い時を青春だったとお答えになるでしょう。
では、クリスチャンにとっての青春とはいつになるのでしょうか?

クリスチャンにとって年齢を重ねるという事は神様からの祝福です。
聖書から真理や神の愛を教えられ、そして日々成長させられて行きます。
そして、神様とますます親しい関係を築いていきます。
つまり、クリスチャンとしての人生を歩めば歩むほどに、成長や恵みが積み重ねられて行くはずです。

と、するならば。クリスチャンにとっての青春時代とはいつか、と問われるならば、「今がまさに青春だ!」と言うことができます。
1年前よりも、10年前よりも、今のクリスチャンとしての生き方の方が、神様が喜んでくださっている。そんな生き方をして行きたいですね。
そうすれば、クリスチャンとしてもますます輝けるのではないでしょうか。

年を重ねることって、本来、素敵なことなんですよ。

2016年2月12日金曜日

何を恐れるか

みなさんは、どのようなものに恐れを感じますか?
 タイトルは「何を恐れるか」ですが、ここで言う恐れとは、お化けと言った類や、戦争や暴力などによる恐怖のことを聞いているのではありません。
人の目が気になったり、年齢による衰え、将来に対する不安などのことをお訊ねしています。
中には警察を見ただけで、なぜだかドキッとしてしまうことがある人もいるかもしれません。

私達が何かに対して恐れを抱くとき、それは自分の心がどこにあるのかを意味します。
別の言葉で言えば、自分が何を大切にしているかによって、抱く不安の所在が決まって行きます。

聖書には、神を恐れるようにという事が語られています。
「主を恐れることは知識の初めである。」と書かれてある聖書箇所もあるくらいです。
神を恐れるとは、神を神とすることとも言えます。神を認め、信じ受け入れ、罪から離れて生きることです。神を恐れない人は、神の言葉や真理を拒否します。

クリスチャンと言われている人であっても、神様を中心にしていなければ、罪を軽く見て、また罪人としての道を歩んでしまいます。するとどうなるか。神様よりも、世間体や人の目を気にして、自分の事の為に一生懸命に生きる事を選択します。


なぜこのようなことが起きるのでしょうか。
神を中心にすると、神を恐れます。しかし、自分を中心にすると人を恐れます。
つまり、自分を中心にすることが罪を犯すことになるのです。
相手を愛することをやめる事、自分さえ良ければといった行動をとる事、弱者に目を向けない事、思いやらない事などなどが、自分を中心にすることであり、そうすることで、結果、人の目を気にしたり、聞く耳を持たないで人から何か言われることを避けようとしたり、警戒心、懐疑心を持つようになるからです。

むしろ、神を中心にする人は、聖書の語る真理を守ろうとし、人を助け支えようとします。
不満を抱かないという事ではなく、愛することを決してやめないということです。

もし、自分の内に、人に対する恐れを抱いているのであれば、それは自己中心がどこかにあるのかもしれません。何も悪いことがないのであれば、堂々と生きることができるはずです。
本当に神を恐れている人は、そのように、堂々と生きることができる人だと言えるでしょう。

あなたは何を恐れていますか?