2015年11月2日月曜日

クリスチャンとハロウィン

日本でも、ハロウィンのイベントが目立つようになってきています。
そのことに関連して。

ハロウィンは10月31日に行われるお祭です。でも、聖書とは関係のないお祭です。

ハロウィンの起源自体は異教的(キリスト教とは異なる宗教のよう)なものであり、元々は収穫祭です。この時期は、死者と交流できる期間とされ、悪霊や魔女の話が盛んになり、それに関する事も行われたりしました。そういう意味では、異教的なものです。

一方、現代におけるハロウィンでは、悪魔と交流するためにハロウィンを行っている訳ではないのが殆どです。異教的な意味や、宗教的な意味を持たずに、ただのお祭りとして楽しんでいることが主でしょう。日本では仮装自体を楽しんでいる人が増えてきています。クリスチャンの中にも、異教的なものを取り除いて、仮装を楽しんでいる人もいます。

異教的なものを取り除いているので、聖書に反したことをしているのではないと考えるクリスチャンもいれば、ハロウィン自体を良くないと考えるクリスチャンもいます。

さて、ここで、私が特にクリスチャンの方に考えていただきたいのは、キリスト者としてこのような物事に対して、聖書に照らし合わせて考えていく必要があるということです。
単純に世の中の流れに流されていくのではなく、本当にしっかりと 、良心と信仰に照らし合わせて考えた上で判断をしているかということです。


たとえ、現代のハロウィンが異教的なことはしてないとしても、クリスチャンがおばけや魔女の格好をし、血が流れた姿で「ハッピー」と言ってる姿は、いかがなものかとも思えます。牧師が悪魔の格好をして「ハッピー」と言っていたら、「変」だと思う方もいらっしゃることでしょう。

判断の結果は分かれることもあるでしょうが、そうであったとしても、クリスチャンとしては必ず、良心と信仰に照らし合わせて判断はすべきでしょう。ただ誰かがこういっていたからと、流されるままにではなく、個人として神様に向き合って判断をしていくのです。

これは、ハロウィンに限った事ではありません。

ただ、もう一つ。
ハロウィンを通しても、神様の福音を伝えるきっかけになる事ができれば、 ハロウィンが完全に聖書的なものに変わる事ができればとも考えます。